運動会で年中クラスは『玉入れ』の競技をします。年中クラスの各クラスでは、部屋の真ん中にバケツを吊り下げて、玉入れの練習をしています。でもクラス対抗で玉入れをやってみるといつも勝つクラス・いつも負けてしまうクラスに分かれてしまいます。いつも負けてしまうクラスの2クラスが仲良しになり、連帯感が生まれてきたようで、この2クラスが幼稚園の周りに散歩に出かけました。大通りへ出て、信号を渡ると『ハンバーガー屋さん』がありました。ハンバーガーやポテトの良い匂いを嗅いで、もう少し進むと神社がありました。神社で「運動会の本番で、玉入れ勝てますように！」とお参りをして、神社のすぐそばのスポーツセンター（運動会をやるところ）にどんぐりがあるとの情報を思い出した子どもたち、陸上競技場の裏に散歩の足を伸ばしました。するとそこには、セミの抜け殻やどんぐりがたくさん落ちていて、子どもたちは大興奮です。セミの抜け殻を拾って夏の終わりを感じ取り、どんぐりを拾って秋を身近にして、ポケットいっぱいにお土産を拾って幼稚園に帰ってきました。
他の年中クラスも散歩に行ってきました。近くの農家のお家に栗の木が何本か植わっていて、その周りに栗のイガがたくさん落ちていました。子どもたちが散歩している道にも落ちていて、中から栗が覗いているイガもあり、栗を拾ったりイガに触ったりしていました。
子どもたちは秋を感じて散歩から帰ってきました。